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2022.07.28
IT関連の注意喚起

アステラス製薬が「脱PPAP」を発表

7月13日、アステラス製薬はメールにおけるパスワード付きZIPファイル(暗号化ZIP)の送受信、いわゆる「PPAP」の廃止を発表しました。「Emotet」をはじめとするマルウエアの流行などを踏まえ、脱PPAPに踏み切ることでメールのセキュリティを強化する意図があります。代替手段としては同社の管理するファイル共有サービス、またはメールの暗号化機能を使うとのことです。

 

Emotetをはじめとするマルウエアは、感染を広げる手段としてURL経由などの他、メールに添付した暗号化ZIPを悪用するケースがあることが知られています。そうしたマルウエアが暗号化ZIP内に潜む場合、受信時のセキュリティチェックが難しくなり感染のリスクが高まります。2022年に入り、三菱重工業やソフトバンクが暗号化ZIPの利用拒否を発表しています。

 

 

上記の通り、暗号化ZIPでの添付ファイルのやり取りにはウィルス感染のリスクが伴います。特に、メールで見積書等をやり取りする機会が多い企業様は対策をご検討ください。

弊社ではお客様の働き方に合わせてメールセキュリティの強化をご提案させていただいております。気になるお客様はアイコン担当までご相談ください。