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2021.05.11
IT関連の注意喚起

情報管理について

近年、個人情報保護法が成立するなど情報管理に関しては国を挙げて対策が進められています。

HDDやUSBを使ってバックアップを取っている方、対策は十分でしょうか?

以下の文章は中小企業向けの最低限必要な対策として個人情報保護委員会が提示している項目の例になります。

・個人データが記録された電子媒体又は個人データが記載された書類等を持ち運ぶ場合、パスワードの設定、封筒に封入し鞄に入れて搬送する等、紛失・盗難等を防ぐための安全な方策を講ずる。

・個人データを取り扱う機器、個人データが記録された電子媒体又は個人データが記載された書類等を、施錠できるキャビネット・書庫等に保管する。

 

などがあります。

このような状態を受け、近年ではサーバーを利用する企業が増えてきています。

そこで本日はサーバーの種類と特性についてお話いたします。

サーバーにはオンプレとクラウドの大きく2種類あります。

①オンプレサーバー

オンプレとはオンプレミスの略称で、物理的なサーバーを自社内に設置しそこで情報管理をする方法です。

・メリット

1.自社内で管理をするため、他社の不具合などの影響を受けにくい。

2.自社専用のサーバーを構築するため、カスタマイズ性が高くフォルダ作成やアクセス権限の設定の自由度が高い。

・デメリット

1.管理、保守などを自社で行う必要があるため手間がかかる。

2.初期費用がクラウドと比較して高くついてしまう。

デメリットの1に関しては、弊社のサポートセンターや各担当がついているので2が問題となりえるかと思います。

では、対してクラウドサーバーはどうでしょうか?

②クラウドサーバー

ネットワーク上に設置する仮想的な(物理的なものがない)サーバーのことです。

 

・メリット

1.サーバーの管理・保守などの負担が軽減される

2.初期費用がオンプレと比べて安い

・デメリット

1.クラウドの提供元のメンテナンスや不具合に影響を受けやすい

2.ネットワークを介して情報にアクセスするため、セキュリティ面に不安がある

3.カスタマイズの自由度が低い

 

などが挙げられます。

 

これらのメリット、デメリットを比較して情報管理体制の強化をしてみてはいかがでしょうか?

FISではオンプレ、クラウドどちらもご提供しております。

 

この機会にぜひ各担当までご相談くださいませ。