2022.09.13
IT関連の注意喚起
日本政府が運営するサイト「e―Gov(イーガブ)」がサイバー攻撃を受けた件
日本政府が運営するサイト「e―Gov(イーガブ)」がサイバー攻撃を受けた件で、
計4省庁23サイトと地方税のポータルサイト「eLTAX(エルタックス)」が一時閲覧できない影響が出たことが分かった。親ロシア派のハッカー集団の関与が疑われている。現時点で、情報漏洩(ろうえい)は確認されていない。
「複数の障害が確認されているが、詳細は確認中だ」
松野博一官房長官は7日の記者会見で語った。
4省庁は総務省、文部科学省、デジタル庁、宮内庁。6日夕ごろからサイトが一時閲覧できなくなるなどの障害が発生した。
親ロシア派のハッカー集団「キルネット」が交流サイト(SNS)に犯行声明とみられる書き込みをしたことについて、松野氏は「犯行をほのめかしているのは承知しているが、関連性も含めて障害の原因は確認中だ」と述べるにとどめた。
キルネットが過去に日本国内への攻撃声明を出したことはないとした。
キルネットは6日午後4時半ごろ、SNSのテレグラムで「日本の電子政府や税務当局のシステムに攻撃した」などと書き込んでいた。