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2022.08.30
IT関連の注意喚起

経済産業省をかたるフィッシングメールとフィッシングサイトにご注意下さい

経済産業省は2022年8月9日、全国的に懸念の広がる電力ひっ迫問題について、同省を騙る偽のフィッシングメールが横行していると発表しました。電力需給ひっ迫注意報の発令に伴い、個人情報を確認する必要があるとの理由により、個人情報やクレジットカード情報等の入力を促すURL が掲載されたメールが送信されているとのことです。

 

 

 

<フィッシングメールの例>
件名: [経済産業省・電力需給対策] お客様の電力使用情報が不正確なので要確認 <電力需給ひっ迫警報・注意報>(2022/8/8)

現在、電力需給ひっ迫注意報が発令されている。
電気を合理的に配分するために情報化改造を行う必要があったため、検査したところ、客の電気使用の箇人(企業)の情報が不正確であることが分かった。
この場合、お客様が情報を確認する必要がある。
確認しないと、料金明細がお客様の住所に正しく届かないなどの事態が発生します。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
個人情報の確認: URL
企業情報の確認: URL

→リンク先は個人情報の窃取を目的として、何らかの情報入力を求めるものと見られており、応じると当然、情報の不正利用が懸念されます。このため、フィッシングサイトにて氏名や連絡先、支払情報などを入力してはいけません。

 

 

このようなフィッシングサイトにて、URLをクリックし、お名前、住所 (都道府県、市区町村、町域、丁目・番地・建物名、郵便番号)、クレジットカード情報 (カード名義人、生年月日、カード番号、有効期限、セキュリティコード) 等を、絶対に入力しないよう、ご注意ください
このような不審なメールを受信した場合には、すぐにメールを削除し、クレジットカード番号などを絶対に入力しないでください。
クレジットカード番号などが第三者に搾取された場合、クレジットカードが不正に利用される可能性があります。もし、クレジットカード番号などを入力してしまった場合には、直ちにクレジットカードの裏面に記載されているクレジットカード会社に連絡してください。クレジットカードへの不審なメールを受信したがどのように対応したら分からないなど、ご不明点は経済産業省の消費者相談窓口にご相談ください。

 

 

 

フィッシングメールは以前から横行している詐欺行為のひとつです。多くは配送業者や通販業者、金融機関を装うことで情報窃取を狙いますが、近年はトレンド便乗した内容のメールも目立っています。
過去には、国民全員に10万円を給付する特別定額給付金の案内を装ったものや、新型コロナワクチンの窃取予約を装うったものが確認されており、警戒が求められています。

 

少しでも判断に迷ったら、お気軽にFISソリューションズまでご相談ください。

 

経済産業省「経済産業省をかたるフィッシングメールとフィッシングサイトにご注意下さい」
https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220809001/20220809001.html