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2021.08.24
IT関連の注意喚起

BCPとは???

◆BCP(事業継続計画)とは

 企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。

 

 

◆なぜBCP対策は必要なのか?

 緊急事態は突然発生します。有効な手を打つことができなければ、特に中小企業は、経営基盤の脆弱なため、廃業に追い込まれるおそれがありますまた、事業を縮小し従業員を解雇しなければならない状況も考えられます。

 緊急時に倒産や事業縮小を余儀なくされないためには、平常時からBCPを周到に準備しておき、緊急時に事業の継続・早期復旧を図ることが重要となります。

こうした企業は、顧客の信用を維持し、市場関係者から高い評価を受けることとなり、株主にとって企業価値の維持・向上につながるのです。

 直近では地震、土石流、豪雨による水害など自然災害が多発しております。「いつか起こるかもしれないこと」ではなく、「いつでも起こり得ること」として捉える必要があります。

 

 

 

 

■以下のグラフは「被災前における自然災害への備えの有無別に見た、下がった売上が元の水準に戻るまでに掛かった期間」の図です。
自然災害への備えを行ってた企業と行っていなかった企業で元に水準に戻るまで時間差があることが分かります。

 

出典:中小企業庁(2019年版中小企業白書・小規模企業白書)

 

 

 

 

■以下のグラフは「自然災害への備えに具体的に取り組んでいる割合」を表しています。
20人以下の企業では、8割近くの企業が自然災害への備えをしていないという結果になっています。

出典:中小企業庁(2019年版中小企業白書・小規模企業白書)

 

 

 

災害対策に取り組めていない理由TOP3

第1位:何から始めれば良いかわからない(31.8%)

第2位:人手不足(23.9%)

第3位:複雑と感じ取り組むハードルが高い(19.9%)

 

 

災害対策に取り組めていない理由で一番多いのは、何から始めれば良いか分からないという理由です。

お客様の中でも、「確かに対策は必要かもしれないけど何から始めれば良いか分からない」という方もいらっしゃると思います。

そういったお客様は是非一度、アイコン担当にご相談ください。

貴社の情報資産を守るための適切なアドバイスをさせていただきます。