2022.05.31
IT関連の注意喚起
Internet Explorerのサポートが来月終了。必要な対応は???
米国時間5月19日、MicrosoftはInternet Explorer(以下IE)のサポートを終了することを発表しました。元々2020年からサポートを徐々に縮小していましたが、2022年6月15日に完全に停止するという内容となります。
Microsoftのサポート終了と言うとよく思い浮かべるのはWindows 7のサポート終了などのような「セキュリティのアップデートなどが終了し、あとは自己責任での利用に限る」と言うパターンです。しかし今回のサポート終了は、他の事例のように単純にサポートがされなくなる(セキュリティ更新プログラムが停止する)と言うものではなく、そもそもIEが起動できなくなります。代わりに後述のMicrosoft Edgeが起動する形になるようです。そのため、今までのようにセキュリティリスクを抱えつつも使用については自己責任で可能だったケースと異なり、今回は否応なく対応が求められる形となります。
公式発表されている代替ツールは同じMicrosoft社のブラウザ「Microsoft Edge」です。IEに代わるブラウザとして開発され、Windows10から搭載されるようになりました。大きな特徴としては「IEモード」を搭載していることが挙げられ、IE11サポート終了日以降も、IEベースで構築されているWebサイトやアプリをMicrosoft Edge上で利用できます。
サポート終了に向け、お早めにブラウザ環境のご確認をお願いします。ご不明点や対応方法について不安なお客様はアイコン担当にご相談ください。