このページではJavaScriptを使用しています。
2021.12.13
IT関連の注意喚起

VPNとは

VPNとは

VPNとは、Virtual Private Network(バーチャル・プライベート・ネットワーク)の略で、仮想専用線を指します。インターネット上に安全な仮想の専用線を作ることで特定のユーザーが安全に通信を行うための技術です。

物理的に離れた拠点同士を接続したい場合、有線の専用線を敷設するにはコストが大きくなります。しかし、VPNはインターネットを活用できるため、安価に安全な環境を構築することが可能です。

 

拠点間VPNとリモートアクセスVPNの違い

VPNは大きく分けると、A拠点とB拠点を結ぶ「拠点間VPN」とパソコンやスマートフォンなどから拠点へ接続を行う「リモートアクセスVPN」の2つがあります。

 

拠点間VPNとは

 

拠点間VPNは、A拠点とB拠点を接続するVPNのことです。それぞれの拠点にVPNゲートウェイを設置し、インターネット上に安全な通信経路を構築します。

 

拠点間VPNに適したVPNとしては、コストを抑えつつ複数拠点の接続が行えるIPsec-VPN※1が挙げられます。

※1・・・IPパケットを暗号化して安全な通信を行う技術を用いたVPN

 

リモートアクセスVPNとは

 

リモートアクセスVPNは、あらかじめパソコンやスマートフォンなどのデバイスにインストールしたクライアントアプリを使用し、拠点に設置したVPNゲートウェイとの経路を確立するVPNのことです。

 

VPNが必要なときにだけ一時的に接続を確立することがリモートアクセスVPNの特徴です。リモートアクセスVPNに適したVPNとしては、SSL技術対応のWebブラウザがあればすぐに利用可能なSSL-VPN※2が挙げられます。

 

※2・・・データをSSL技術で暗号化しデータを送受信する技術を用いたVPN

 

現在ではテレワークなどが進んでいたりするかと思うのですが、自宅から会社のネットワークにアクセスしたい、外出先でもできるようにしたい

様々な拠点をもっているがVPNを組んで、別の拠点とのデータの共有を図りたい等のご要望がございましたらお気軽に担当のICONへご連絡ください