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2020.04.27
IT関連の注意喚起

VPNの種類について

アイコンサービスをご利用中の皆様

いつもお世話になっております。

 

今回は業務効率化を図るうえで欠かせないVPN機能についてご紹介させて頂きます!

 

VPN機能とは

「Virtual Private Network」の略語となっております。

具体的な用途としては

社外から社内ネットワークに接続するといったことが主に挙げられます。

また、新型コロナ対策として在宅勤務にも活用されてる機能

 

まずは、その機能の仕組みについてご説明させて頂きます。

 

VPNで構築される空間はデータの送受信を行うトンネルのような役割を果たしているため、一般に「トンネリング」と呼ばれています。

トンネルを構築することで、インターネット回線(公衆回線)と区別を行い通信を行えます。

また、VPN環境を構築している装置はこのトンネルにデータを送るときに「カプセル化」を行います。

カプセル化はデータをカプセルのようなもので包みデータを送受信する仕組みです。

このカプセルは郵便物の封筒のような役割を果たしており、カプセル化することで送信先まで確実にデータを送れます。

 

トンネルでは専用の空間ではありますが、セキュリティ上の脅威が0ではないため、

「暗号化」「認証」というプロセスが重要となります。

上記のプロセスを用いてVPNの安全性を補填します。

 

また、VPNには主に

・接続回線別

・接続形態別

の2種類がございます。

 

・接続回線別の中にも

①「IPsec-VPN」→送受信するすべてのユーザーに専用ソフトをインストールし利用する

②「SSL-VPN」→既存のSSL通信を利用する

とさらに2種の方法がございます。

 

・接続形態別にも同様に

①拠点間VPN

→ルータ同士を接続する方法です。データ通信を行う端末に専用のソフトウェアをインストールする必要がなく、専用のルータを設置するだけで環境を構築できます。

②リモートVPN

→VPNを実装したルータと、VPNソフトウェアをインストールした端末を接続する方法です。

の2種がございます

 

今回はVPNの仕組みと種類についての紹介でした。

用途や環境、費用により多くのパターンが存在するVPNですが

生産性の向上に一役買うことは間違いありません。

 

弊社では様々なVPN環境の構築を一手に引き受けさせて頂きます。

 

VPNの導入・再構築をご検討している企業様は

ぜひ、お気軽にアイコン担当にご相談ください。