VPNの種類について
アイコンサービスをご利用中の皆様
いつもお世話になっております。
今回は業務効率化を図るうえで欠かせないVPN機能についてご紹介させて頂きます!
VPN機能とは
「Virtual Private Network」の略語となっております。
具体的な用途としては
社外から社内ネットワークに接続するといったことが主に挙げられます。
また、新型コロナ対策として在宅勤務にも活用されてる機能
まずは、その機能の仕組みについてご説明させて頂きます。
VPNで構築される空間はデータの送受信を行うトンネルのような役割を果たしているため、一般に「トンネリング」と呼ばれています。
トンネルを構築することで、インターネット回線(公衆回線)と区別を行い通信を行えます。
また、VPN環境を構築している装置はこのトンネルにデータを送るときに「カプセル化」を行います。
カプセル化はデータをカプセルのようなもので包みデータを送受信する仕組みです。
このカプセルは郵便物の封筒のような役割を果たしており、カプセル化することで送信先まで確実にデータを送れます。
トンネルでは専用の空間ではありますが、セキュリティ上の脅威が0ではないため、
「暗号化」と「認証」というプロセスが重要となります。
上記のプロセスを用いてVPNの安全性を補填します。
また、VPNには主に
・接続回線別
・接続形態別
の2種類がございます。
・接続回線別の中にも
①「IPsec-VPN」→送受信するすべてのユーザーに専用ソフトをインストールし利用する
②「SSL-VPN」→既存のSSL通信を利用する
とさらに2種の方法がございます。
・接続形態別にも同様に
①拠点間VPN
→ルータ同士を接続する方法です。データ通信を行う端末に専用のソフトウェアをインストールする必要がなく、専用のルータを設置するだけで環境を構築できます。
②リモートVPN
→VPNを実装したルータと、VPNソフトウェアをインストールした端末を接続する方法です。
の2種がございます
今回はVPNの仕組みと種類についての紹介でした。
用途や環境、費用により多くのパターンが存在するVPNですが
生産性の向上に一役買うことは間違いありません。
弊社では様々なVPN環境の構築を一手に引き受けさせて頂きます。
VPNの導入・再構築をご検討している企業様は
ぜひ、お気軽にアイコン担当にご相談ください。